気とはなにか?

多くの人が気という言葉や気功という言葉を知っています。気とはこういうものではないかと、イメージも持っていると思いますが、気を正確に説明するのは難しいことでしょう。「気」という字は、空気、元気、「気持ちがよい」、「気がめいる」、「気が落ち着く」など、頻繁に使われます。また「元気になる」「気持ちが悪い」など、健康状態を表したり、「病は気から」ということわざに代表されるように、体と健康に密接な関係があります。

中国では気を日本より具体的に受けとめていて、中国語の「気」は形のないものだけではなく、エネルギーや明らかに物質のような存在を指します。例えば、水は気体になると水蒸気になります。水素、酸素は目に見えないけれど、水蒸気は明らかに存在している物質であり、蒸気機械を動かします。つまりエネルギーを産みます。

東洋では宇宙が気でできたという気一元論がありますが、これは西洋の考え方とはまったく違います。もともと宇宙ができる前に気がfあり、気から宇宙が生まれ、地球が生まれて、地球上の万物はすべて気でできているという考えです。 こう言うと「レンガや金属も気でできているのですか?」と質問する人がいますが、気を気体におきかえて考えれば、レンガや金属も高温にすると、気体になりますから、気でできているということになります。人間も亡くなって火葬すると、大部分が窒素と炭素主体の気体になります。宇宙にある形のあるもの(物体)全ては、温度変化によるエネルギー変化で気(気体)になります。逆に気が集まると物質(個体)になります。水素と酸素の原子が分散していて距離をおいていれば原子のままで、気体の状態ですが、規則正しく結びつきH2Oになると水になります。科学の研究で分かったことが、大昔の東洋思想が正しいと証明しているわけです。

気功とはなにか?

気功とは中国に起源を持つ養生法です。 気を養い体内にめぐらせることにより、心身の健康を得る為の鍛錬法で、気功・禅・武術と言われるように、自己開発に必須のものであり、誰でもいつからでもできて、継続して練習すると効果的です。気功の効果は幅広く、病状回復から潜在能力の開花まであり、継続して行えば、日常生活を通じて気を養うことができるようになり、生活即気功という深い意味で非常に健康で、自己の潜在能力に目覚めた日々を送ることができるようになります。

そんな気功の最高峰を学ぶには、国際的に著名な気功師の集まる、世界気功フォーラム2013をお勧めします。また、日本では、東京に位置する全日本少林寺気功協会本物の気功を学べます。

気功の特典、気功の特徴について①

実際気功の特徴についてはいろいろな解説がありますが、まとめると以下の4つです。

第一: 全体性

気功のひとつの特徴は、内部のエネルギー、内部の潜在能力を引き出す全体性療法。人間の生命運動を全体的に考えます。 これは、天地人合一。人間は自然界の一部分である、あるいは人間の生命活動は、宇宙万物の生命変化の背景で進行しています。 古代からの考え方で言うと、人間と万物は同じ源流です。人間の生命運動と宇宙万物と内在の繋がり、連携があります。人間と宇宙万物を繋げているものは、実際気である。気を通って人間は世界万物と作用する。気を通って万物は人間にも作用する。人間生活の活動は、宇宙万物の一部分である。大宇宙の変化は、必ず小宇宙に影響する。この小宇宙は人間の生命の変化。まず人間の生命運動は、私たちが生存する地球の自然環境と密接な関係があります。自然界の大きな変化は、人体にも影響します。 もうひとつの特徴は、自然界の中の人間であると同時に、社会の中の人間でもありますから、 人間の生命運動は、社会の裏環境で行います。 古代から中医学の考えは、人間の病気の原因は、外部の環境と内部の感情。 外部の六淫と内部の七情(感情)が原因で、人間は病気になると考えます。 ですから、気功の全体性を考えるときには、内部と外部を考えなければならない。 だから、古代の人間は、修行の時に、非常に自己の行為と社会の調和を気をつけなければならないと考えます。これは、人間は大自然と全体性と密接な関係があり、人間と社会にも全体性から密接な関係があると考えます。 人間は、自然と社会の全体性以外に、人間の心と体の統一という全体性もあります。気功の練習として性功と命功の修練の全体性もあります。 性と命の修行は、古代から分けられて行われてきました。 ですから近代これによって、気功は性功と命功があります。 気功はある意味、性と命が中心の修行法です。 私たちの良い気功修練方法は、必ず性と命の両方の修行を行います。 性功が先か、命功が先か、ただそれだけの問題です。 人間は何故病気になるのでしょうか。原因は色々あります。 一般の考えでは人間の正気です。正気が虚弱であると外部の害邪に抵抗できないからです。 あるいは自分の気持ちの変化に対応できないのが原因です。 そうすると増幅した気血で効能失調となり、病気になります。 正気の虚弱は、病気発生の根本原因だけではなくて、病気進行・病状変化の 決定因子でもあります。

第二: 実践性(⇔理論)

気功は実践の健康法であり医療法です。気功は、ひとつの内面激発医療法ですから、気功の練習により、心身の健康・病状回復・生命力養生・潜在能力の開発などの効果が現れます。 病気回復を目指し、自分自身で気功の練習を行っていく際には、精神力がとても大事な要素となります。実際、健康な人でも病気の人でも、気功の練習を続ける場合には、精神面が大きく作用してきます。特に慢性病の人は、病気の時間が長いですから、精神と肉体はなんとなく両方とも苦しい。だから、消極的な落ち込んだ状態が出やすい。病気に対する悲観、こういった精神状態は、練習の時には不利です。効果が出にくくなります。 ですから、気功の練習をするときには、信念を持って、自信を持って、健康になる、病気を治すという気持ちで練習を続けることが大事です。

まず気功の三調(調身・調息・調心)を行ってから、各気功法を実践すると良いでしょう。続けて練習していくうちに、少し効果が出てくれば、精神面でも自信を持って更に練習を続けることができるでしょう。一番注意しなければならないことは、方法をすぐに変えたり、あれもこれもと目移りしたり、早く効果が出ることばかり気にしたりしないことです。

繰り返しますが、精神面の自信と練習の継続が良い結果を出す一番の方法でしょう。 実践とは、ただ自分ひとりで独修するということではありませんですし、先生の指導は必要ないという意味でもありません。逆に、気功の専門の先生の下で練習することが大切です。気功の専門の先生の指導に従って行うことです。

気功の実践は、自分で気功の本を1冊、2冊と読んで、理論的に解かっただけでは、効果はなかなか現れません。必ず、気功の専門家について継続して練習してください。先生について、自分のレベルを理解して、もし偏差が出たら治す、そういった気功の練習の段階を経て、だんだん気功法のメカニズムと要領を身に付けられます。気功はカンフーとしても身に付けられます。 自然に努力すれば、治病の効果も自然に出てくるでしょう。

第三: 気の心理性・暗示について

気功はひとつの心理療法でもあります。 しかし、実際は認識していない場合が多い。 気功師が教える時に、練習者はリラックスできないことがあって、入静が難しい時があります。しかし、気功師が言葉をかけることにより相手をリラックスをさせ、そしてその言葉がひとつの良性的な暗示となります。 暗示の効果は、リラクセーションの誘発と治療の作用があります。

気功は病気治療の効果的な手法です。 健身気功を例に挙げると 練功者は調身・調心・調息を通って 自分の心身は安静、リラックスします。このような暗示効果は重要な気の作用です。 当然ながら、全てが暗示ではありません。深いところの入静は練習のレベルによって決まります。 これは非常に大事な作用。

気功医療から見て、気功の外気は「ジュンスイ心理暗示」であり、 「外気はない」と断定的に考えては正しくありません。 2―3年前、当協会と日本の放射医学研究所と共同研究し心理暗示を除き、外気を放出する実験を行いました。 一切暗示なしの状況です。外気の送り手と受け手は、それぞれ別々の階にいて、互いの姿は見えず、音も聞こえない環境の中で、どのタイミングで気を放出したか解らないようにして実験を行ったのです。 そのデータには気の効果があるとはっきりと結果が出ています。 病気は心からです。そうであるなら当然、治療も心からと考え、その角度からの心理暗示は外気治療のひとつの方法と手段と言えます。

気功師の意念と患者さんの意念が同歩することによって回復していく有効な方法です。 暗示によって、外気の効果が上がるのですから、非常に良いことではないでしょうか。 外気は現代科学の測定機械でも証明できます。 客観的な存在であります。

第四: 応用性

気功は、広く応用性のある科学である。 気功の現象、気功のメカニズムは、生命の奥密と物質構造と時間空間概念と関係あります。いろいろな特別な不思議な現象と気功の特性は、必ず自然界の中の各分野に広く表すことが出来ます。物質世界と精神世界の中及び物質世界と陰性世界の中の結合の過程中、その流れの中に表します。だから、気功現象は、ただ人体の保健、調身、治病、長生き、潜在能力開発 特別な治療作用が、あるだけではなくて、気功現象・メカニズムについての研究結果は、必ず広く工業・農業・スポーツ・教育・軍事?・科学などの各分野に応用することが出来ます。 最近数年間に発表された気功の研究結果をみると、気功には、以下の1~5のような応用効果があることが、わかります。

  1. 航空メーター・航天ロケットの制御コントロールなどへの応用など、潜在的に応用能力があります。
  2. 外気は、農作物の種の処理、新種開発、発育促進効果、農業生産高の増加や美味しいものを育てる作用
  3. スポーツ体育、競技能力を高める、スポーツ能力を育てる、体質改善
  4. 教育、学校の教学の質向上、知恵の開発、人間の潜在能力の開発

中国政府に認定された気功

基本的に中国政府は自分で気功法を選び最後は四大気功を選ばれ、健身気功とも呼ばれ、2003年に気功八段錦、五禽戯、易筋経、六字訣の四大功法ができました。その内の二つ、易筋経と八段錦の源流は嵩山少林寺から流れたものです。東京の全日本少林寺気功協会としても指導されています。2007年には健身気功馬王堆導引術、十二段錦、大舞、導引養生功十二法、太極養生杖の5功法が発表され合わせて九功法になりました。

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